こねかみ日記

兵庫県の北部「香美町」の学生団体こねかみのブログです。

私○○に興味を持っています! 井端実優ver.

こんばんは!

こねかみ二期生の井端実優です✿︎

今回は『私〇〇に興味を待っています!』というテーマで、私がこのテーマ最後となります。

大学生になり、様々な観点から地域をみつめる機会が増えましたが、今興味を持っているのは「原点回帰」です!原点回帰とは、簡単に言うと基本や初心に戻るということです。

地域と結びつけたときに、原点回帰とはどういう意味を持つのか…と最近考え始めました。

そして私は、この言葉の本当の意味を知る体験をしました‼︎

それは今履修している「基礎ゼミ」という授業で、馬耕体験(自然農業)をしたときです。

 

馬耕は効率が決して良いとは言えないし、大量生産できないため販売で稼げる分は限られています。馬耕の難しいところは馬とのコミュニケーションに加えて、有機農業とは決定的に違う何かを見出し、自然農業にこだわる理由を誰かに胸を張って説明することではないかと私は思っています。

農業のやり方はもちろん人それぞれですが、有機農業の野菜でも美味しくは食べられるわけで、それに よって人の身体に悪影響を及ぼすわけではありません。根拠はなくとも自然農業のほうが身体にいいことは何となく分かりますが、はっきりとした根拠がないと自分的にはしっくりきません。

「こだわる理由はいったいどこにあるのだろうか…」そんな疑問を持ちながら馬耕をしていました。

そこで、馬耕体験でお世話になった方に感謝の気持ちを伝える際に自然農業にこだわる理由について聞きました。すると「とにかく食材が美味しい。自然農法が身体にいいと信じたい」という答えが返ってきました。

馬耕を体験する前の私なら、なぜ明確な根拠がないのにわざわざ効率が悪いやり方を選ぶのか、 ハッキリとした理由を聞きたかったと思いますが、この時の私はこの答えに納得できました。

今でこそ様々な農業の仕方があって比較対象があるが、昔はこのやり方だけで、何の農薬も使わずに農業を行っており、そこには何の疑いもなく、生きるために働く人と働かされる動物がいた。

ただこの状況を現代で行っているだけであり、難しいことを考える必要はないのだと思いました。

害虫や雑草を取り除くために開発された農薬も結局は人の身体によくないというデメリットをもっていて、使用が控えられています。

何かを良くしようと思えば犠牲が出て、結局は原点に戻ってくる。その過程を繰り返すなら、いっそ始めから原点のやり方でしてみるのは面白いし、歴史は回りまわって「新しさ」を生むのだと思います。

私は、馬耕体験をして時代のサイクルの輪が見えた気がしました。

現代社会の進化の流れに身を任せきって日常を送る私たちだからこそ、一度原点に戻るような体験が意味を持つのかもしれません。

「原点回帰」の体現をしたつもりですが、これからも色んな視点で物事をみつめ、自分が納得のいくような答えを導き出したいです‼︎

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました◡̈︎*

今週で、「私〇〇に興味を持っています!」のお題は終わりです。

来週からは新テーマ「〇〇のイベントを開きたい!」です‼︎ お楽しみに‼︎

来週は今西大空くんです!

 

( 文 : 井端実優 )