『かみトーーク!を終えて』今西大空ver.
こんにちは!
こねかみの今西大空です。
はじめに。
この秋で、私たち2期生による「こねかみ日記」の活動も丸一年となりました。
こねかみ日記は、こねかみのメイン活動ではありませんが、読んで頂いてる方には、今後ともこの日記を通して、私たち「こねかみ」と「香美町」の移り変わりを見て頂けたらと思います。
さて、ここからは本題に入りたいます。
前回に引き続き今回も「かみトーーク!を終えて」というテーマで書いていきます。
前回の井端実優さんも書いていたように、「かみトーーク!」とは、こねかみが香美町で活躍するかっこいい大人をゲストとしてお招きし、香美町の魅力に触れながら、意見交換をしたり、参加者同士の交流を深めることを目的とした会です。(※「かみトーーク!」のことをより詳しく知りたい方は、ぜひこねかみのSNS等をご覧ください。)
ご存知の方もおられるかもしれませんが、先日、「かみトーーク!」の第1・2回を開催しました。
ゲストの田尻さんや岸本元気さん・葉子さんをはじめ、多くの方々にご参加頂いたおかげで、私たちが予想した以上にある意味“濃密”な時間を作ることが出来ました。
本当にありがとうございました。
かみトーーク!を開催するまでには、コロナ禍でも私たちなりにできることはないかということで、議論してきました。
議論の結果、今回はゲストをお呼びしたオンライン交流会という形でかみトーーク!を開催しました。
かみトーーク!の方法は至ってシンプルなものではありましたが、私自身、こねかみや私なりの考えをしっかりと持った上で開催できたのではないかと思っています。
その考えという点で、特に私が重視したのは「自分の意見を述べること」です。
私の感覚ではありますが、香美町には、若者が誰かに自分の意見を述べて、自分の発信あるいは他者と意見の交換ができる機会や場所が少ないのではないかと感じています。
他市町村と同様に、学校以外でいうと、香美町内にもスポーツクラブをはじめとした様々な組織がいくつかあり、小学生時代は、私も少年野球チームに所属していました。
私の経験から、私が所属していたチームをはじめ、町内の他の野球チームのメンバー構成もほとんどが同じ学校の生徒だったと記憶しています。
もちろん、このような状況が悪いとは思いませんし、地方にはよくある光景なのかもしれません。
特に、香美町の場合は、町が南北に長く、利便性等の観点からも香住地域と村岡・小代地域の交流が少ないことは理解できます。
しかし、小中高と、約12年間という長い学生時代を同じ地域の学校で過ごすことは、その地域への関心や知識を深めることができますが、一方で、長い年月その地域特有の価値観のみで過ごすことになるとも見てとれます。
この12年間は、学生をはじめとした私たち若者にとって、自分の考えや価値観を形成したり、また、他人と出会い・交流するなかで、他人の考えや価値観を知り、比較したり、そして改めて自分自身を見つめ直すことが可能であり必要な期間です。
そんな考えから、同じ地域で、同じ経験をして過ごしきた友達や大人だけでなく、他の地域で過ごしている人と出会うことを香美町の若者にも経験してもらえるように「かみトーーク!」を開催しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。