こねかみ日記

兵庫県の北部「香美町」の学生団体こねかみのブログです。

『Uターン』坂本舜ver.

こんばんは。こねかみ2期生の坂本舜です。今週から「Uターン」というテーマでブログを書いていきます!よろしくお願いします!

まず初めに、今回のブログのテーマが「Uターン」と決まった時に、何を書けばいいのか全くわかりませんでした。それは、これまでUターンについて深く考える機会が無かったからだと思います。だから、このブログがUターンについて考えるいいきっかけになってくれました。


ブログを書くにあたり、Uターン希望者はなぜUターンしたいと思うのかについて調べてみました。それは、「ゆとりのある生活環境」や「慣れ親しんだ地域でゆとりのある暮らし」を求めるという意見が多いようです。ここで言う「ゆとり」とはどういったものなのでしょう。
何もかも未知の都会より、生まれ育ってきた地元の方がストレスの無い生活を送ることができるのでしょうか。人や建物であふれた都会よりも、自然豊かな地元のほうが住み心地が良いのでしょうか。いずれにせよ、Uターンする人は地元の生活環境や自然環境が自分に合っていると思い、地元に帰ってくるのだと思います。

僕自身も、大学卒業後の進路はまだわかりませんがUターンしたいと考えています。確かに、住み慣れた地域の方が働きやすい、暮らしやすいという理由もあります。しかし、自分の中では地元で働くことで、地元に恩返しをしたいという思いが強いです。


少し話が変わりますが、現在全国の市町村でUターンを促進させるような取り組みが行われています。その一例として、「高校の魅力化」があります。地域の高校をまちづくりの発信源として、地域と関わりを持っていくというものです。高校の時から地域との接点をつくり、地域を出た後もこの繋がりを維持するのが目的です。これは村岡高校が行っている「地域元気化プロジェクト」「地域アウトドアスポーツ類型」の授業がそれに当てはまると思います。高校生が、地域の人たちと一緒に学ぶことにより、地域の課題を見つけ、今の自分に何ができるのかを考えるきっかけになると思います。

島根県海士町での「高校の魅力化」は有名な話です。過疎化に悩む海士町で、島唯一の高校である隠岐島前高校が「高校の魅力化」を行ったところ、Uターン者の割合が魅力化に取り組む前後で15.2%から24.9%に増加したそうです。

村岡高校の取り組みの成果が今後どうなるかは、まだわかりませんが、僕の同級生には将来地元に帰ってきたいと言っている人が多いように思います。どれだけの同級生が、将来地元に帰ってきて働いているのか考えるのが今からでも楽しみです笑


最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は今西大空くんです!