『Uターン』今西大空ver.
こんにちは!
こねかみ2期生の今西大空です!
今回のブログテーマは「Uターン」です。
「Uターン」、香美町をはじめ、地方出身者が一度は考えることではないでしょうか。
私の短い人生のなかでも、「Uターン」つまり「地元に帰る」ことについては何度か考えたことがありました。
香美町の学生の多くは、保育園から小学、中学、あるいは高校までの長い間、同じ仲間と同じ場所で学ぶことがほとんどです。
私もその一人でした。
幼い頃は、学校で一緒にいる友達も帰宅後に遊ぶ友達もほとんど同じメンバーで、家族よりも過ごす時間が長い日は何度もありました。
進学・進級しても春の入学式・始業式はいつもの顔ぶれ、夏は毎日のようにプールや海へ行き真っ黒になり、冬は家族や近所のおじさんの雪かきを横目に友達と雪合戦や雪だるまを作って遊んでいました。
そんな毎日が延々と続くかのように何も考えずに過ごしていました。
しかし、そんな日々の生活のなかでも、私たちは成長し、そして一人一人の動きが徐々に変わっていきます。
中学から高校へ、そして高校から大学をはじめとする高等教育機関へと進学するにあたって、同じ学校・教室で授業を受けていたとは思えないくらいの友達の多種多様な進学先、これには何度も驚かされました。
大学進学を目指す人、漁師を目指し水産科へ進む人、スポーツ推薦で進む人、自衛隊学校へ進む人などと、まさに十人十色でした。
学生の間では「お前はこっちへ帰ってくるのか」「どの大学に行きたいんだ?」「おれは家を継げと言われてる」「おれは都会へ行く」といった会話が繰り広げられました。
まるで友人の将来を調査するかのように聞いては、家に帰って自分の人生設計を改めて考える。
そんな毎日でした。
香美町のほとんどの学生にとって町外へ出ることは各々の人生にとって非常に大きな出来事です。
なかには、人生をかけた決断をする人もいます。
私も大学進学を機に香美町を出て1年が経ちました。
進学先の山口でも、「香美町」を知おられる方はほとんどおられません。
地元は、カニが有名だとか、城崎温泉の近くだとか、兵庫でも日本海側だとか、毎回の説明には手を変え品を変えと挑みます。
町外へ向けて発信することは簡単ではありませんが、こうやって説明することにどこか楽しみがあるのも事実です。
高校卒業後、私自身、香美町に携わることは増えましたが、決して「Uターン」することに積極的ではありません。
私も今後についてはじっくり決めていこうかな思っています。
帰省した際には、友達と互いについての会話もよくしましたし、今もまだ続けているところです。
大学卒業後またはそれ以降も自分がどこにいて何をしているのかはわかりませんが、自分のなかでは香美町との心の距離が離れていないことを心掛けています。
どこに行くにしろ、地元はずっと香美町です。
帰ったら、家族、近所の人たち、お世話になった人たちに、元気な姿が見せられるように今はいろいろ頑張っておくのが良いのではないかと思っています。
次のブログの担当が回ってくる頃には、一度香美町へ帰省していると思うので、そのときに元気な姿が見せられるようにがんばります!
最後に、このブログを読んでくださっている皆さんは、「Uターン」についてどうお考えですか?
香美町出身者の方のなかには、帰ると決めている人、まだ迷ってる人、町外で頑張る人など、いろんな方がおられると思いますが、私はどこにいても自分の地元が香美町だと言えることが、この町で育ったことに意味があるのではないかと思っています。
また少し話は変わりますが、「香美町へのUターン・移住定住」に興味のある方は、香美町企画課より「移住定住」についてのサイトが設けられています。
下記の「WONDER KAMI」をご覧ください。
個人的には、このYutubeが好きです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回は、水田嶺央さんです! お楽しみに!