🌾香美町の食🐟 坂本舜ver.
こんにちは。こねかみ2期生の坂本舜です。さっそく、今回のテーマ「香美町の食」について書いていきます!
香美町にはたくさんの特産物がありますが、中でも僕の住んでいる小代の特産物について書こうかなと思います。
小代の特産物の中にはスッポンとチョウザメがあります!前回のブログでも書いたように、僕達は地域創造系の授業で香美町のものしり博士にインタビューに行かせていただいていました。その時にスッポンとチョウザメを養殖されている増田時雄さんと言う方からお話を聞かせていただきました。増田さんは主にスッポン・チョウザメの養殖や商品開発、香住高校水産科生徒への授業などを行っています。スッポン・チョウザメを養殖しているというのは他でもあまり聞いたことがないし、とても珍しいことだと思います。
僕が小学生の時にもスッポン・チョウザメについて知るということで、増田さんのところへ見学しにいきました。その頃は実際にスッポン・チョウザメを見て盛り上がったり、オスとメスを見極める特徴など教えていただきました。
しかし、高校生になってまたお話を聞きに行くと、小学生の時は聞くことのできなかった養殖の苦労や増田さんの思いを知ることができました。
例えば、スッポンを養殖するときにはビニールハウス内ではなく、直射日光が当たるような池で育てなければいけません。そうしないと、健康で優れたスッポンに育たないからです。
また、増田さんは現在四角形の池で養殖を行っていますが、将来は円形の池にしたいと考えておられます。それは円形の池にすることで排水がスムーズになり、きれいな水環境になったり、運動量の増加も見込めるからだそうです。このようにスッポン・チョウザメを養殖するには、細いことにも気を使いながら環境を整える必要があります。
そして、増田さんが一生懸命スッポン・チョウザメを養殖し、それが料理として提供されます。スッポン・チョウザメを使った料理や食品には、スッポンスープ、スッポンちくわ、フレッシュキャビア、蝶のしずく(チョウザメの魚醤)などなど他にもたくさんあります。小代にある「大平山荘」さんではスッポン・チョウザメ料理を食べることができるので、気になる方はぜひ!
このブログでスッポン・チョウザメについて少しでも興味を持ってもらえたらなと思います。
地元ならではの特産物であるスッポン・チョウザメを大事にしていきましょう!
読んでいただきありがとうございました。
来週は小林笑果さんです!チェックよろしくお願いします~
(文 : 坂本舜 )
🌾香美町の食🐟 井端実優ver.
こんにちは!こねかみ2期生の井端実優です。
今回のテーマは「香美町の食」についてですが、食べることが大好きな私は何から書こうかとても迷いました…笑
まず私の頭に思い浮かんだのは、やっぱり「但馬牛」です🐂
私が通っていた村岡中学校では卒業お祝いということで、中学校3年生になると村岡ファームガーデンに行き、但馬牛のステーキをいただきます!豪華な食事にみんな大興奮で、ステーキのいい匂いをつけて学校に帰り、後輩に「ステーキ食べてきた!」と自慢している同級生の姿がとても懐かしいです。笑
その他にも、毎年開催される「但馬牛食まつり」や「但馬ゆったりウォーク」等のイベントでも但馬牛を堪能できる機会があり、高級なお肉を身近に感じながら生活している自分が本当に幸せだなと思いました☺️
ですが、少し昔話をすると、幼い頃の私は牛を食べることに抵抗がありました。家の近くに牛舎があったので、毎日のように牛をみにいって、餌をあげてみたり、子牛を撫でて可愛がったり、牛舎の中で猫と遊んだり…とても思い出深く、牛飼いの方々もとても大切に牛を育てておられたので、命を奪ってお肉を食べることがすごく申し訳なく思っていました。
しかし、小学校、中学校と学年が上がるにつれ、ふるさと教育の一貫として但馬牛の歴史について学んだり、牛飼いの方々や思いを聞いたりしたことで、「食(特に但馬牛)」に対する気持ちが変わりました。
このように、牛飼いに限らず、農家の方も含めて、生産者の方の思いも知りつつ、気持ちのこもった美味しい食を楽しめるのが、香美町の魅力だと思います。
都会はお店も多く、調理された美味しい食事がすぐに食べられ、それにとても種類が多く、まさに食の宝庫だと思いますが、生産者の思いやつくられる過程を知る機会はほとんどないと思います。
そういった意味では、香美町のように「食」は食べることだけではなく、生産者の方の思いも含めて「食」だと知れる環境があることそのものが価値を上げているし、同じものを食べても味が変わってくると思います!
これからも香美町の美味しい食材をいただくときに、少し見方を変えてみると、また違った味わいがあるかと思うとワクワクします!
感謝の気持ちを持ちつつ、たーーーくさん美味しい食べ物を食べて、これからも香美町を満喫したいと思います!😁
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は坂本舜さんです!お楽しみに⭐︎
(文 : 井端実優 )
🌾香美町の食🐟 今西大空ver.
こんにちは!こねかみ2期生の今西大空です。今回のテーマは「香美町の食」についてです。
先日、新たな試みとして、皆さんにTwitterやInstagramで「こねかみ日記」のテーマを選んでいただきました。多くの投票やDM等ありがとうございました。結果は、こねかみが今後活動していくうえで活用させていただきます。
それでは早速本題の方に入っていこうと思うのですが、今回のテーマ、真っ先に出てくるのは海産物なんですよね笑笑
香住出身の私にとって香住の食といえば、カニカニカニ、、、、、、、。
昔から「香住といえばカニでしょ」といったイメージしか持っていなかったものですから、まずはそのような凝り固まった考えをほぐすのに時間がかかりました笑
さすがにありきたりに海産物について書くのは面白くないので、今回は私が香美町で生活していた高校生までの思い出で「食」が関係していたことを書こうと思います。
私の実家のご近所さんは現役・元漁師、漁港の直売店・加工場に勤めておられる方が多いです。
作業着に身を包み、白い長靴を履き、自転車をこいで海の方へ向かう人や漁業関係の車が朝早くから家の前を通っていたことをよく覚えています。
私の家では、ご近所さんから分け前でカレイやハタハタ、甘えび、イカなど多くの海産物をいただき、私の祖父母が代わりに畑でとれたや野菜などを渡していました。
小さかった時は、食卓に並ぶ刺身や煮つけといった魚料理が近所の家からもらった魚だということは当たり前だと思っていました。
しかし、高校・大学と進学して香住以外の人と関わるようになってからは、物々交換・おすそ分けの習慣は他の地域には中々無いものだと気づくようになりました。
夕方、祖母が夕食の支度を始めるあの絶妙な時間帯に玄関先のチャイムが鳴り、玄関が開いて近所のおばちゃんが祖母を呼ぶ声がする。
すると、それに気づいた祖母は料理を一旦やめ「はーい」といって玄関に行き、そこから「こんなにええんけ、ありがとう」と言い、自宅の野菜が置いてあるところに行き、カボチャや大根、その日取れた野菜を袋に詰めてもう一度玄関に向かう。
そこからは、居間でテレビを見ている僕にまで聞こえる声で二人の長い先見話が始まる。
話が終わって帰ってきた祖母に誰だったのかと尋ねると、屋号で教えてくれるが、私は屋号では分からないので隣にいる祖父に改めて尋ねる。
この光景が香美町で当たり前かどうかはわかりませんが、私の家ではよくある光景で、私にとって懐かしいものです。
そして現在、私もこの光景を傍観する側ではなくなりました。
先日実家へ帰省した際、高校卒業後漁師として働く友人と家の前で偶然再会しました。
お互いの近況報告やたわいもない話をして別れようとすると、彼は何かを思い出したかのように僕を呼び止め、彼の自宅に一度戻り、大きなビニール袋をもって僕の方へ向かってきました。
彼は「この前の漁で取れたカレイ、そらにあげるわ」と言って、大きなカレイが入った袋を僕に渡してくれました。
この前まで同じような景色を見て育ってきた私たちでしたが、あの時の彼は逞しく、同時に「僕も頑張らなければ」と思えました。
少しだけ成長して、自分たちの立場が変わってきて、なんとなくですが、あの時に私の実家周辺のコミュニティの形が垣間見えたようにも感じました。
食卓に並ぶ料理に使われている食材の生産者の顔がダイレクトに分かるため、なぜ私たちの暮らしが成り立っているのかがよく分かります。
私の家は漁師ではないので、私たちなりのやり方でなんとかその人たちにお返しようと思うのです。
大きなコミュニティではありませんが、情報共有や労働交換、社会貢献などの意識がそれぞれにあり、職業や地域の立場を通して協力し合う。
「隣の○○さんが○○してくれたから、うちは○○しよう」と、お互いの信頼関係があるからこそ協力し、協力するからまたそこに信頼関係が生まれる。
そんなコミュニティが成立しているように思います。
香美町の「食」は観光業や単純な生活動作の一つではなく、そこで暮らす人々にとって各家と地域コミュニティが繋がるための重要な媒体であると思います。
この春休みの帰省もこんな光景が見れることを楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は水田嶺央さんです!
お楽しみに!
(文 : 今西大空)
○○のイベントを開きたい!坂本舜ver.
こんにちは。こねかみ2期生の坂本舜です。今までのブログはトップバッターだったのですが、今回は1番最後です!
さっそく「○○なイベント」について書いていきますっ
これまでのこねかみ日記を読み返してみると、小林笑果さんや井端実優さんは村岡高校地域創造系で得たことをこのブログに活かしています。なので、僕も地域創造系で学んだことを紹介すると共にそれを活用したイベントを考えたいと思います!
僕達は地域創造系で「ふるさと教育」に視点を当てて学習してきました。ふるさと教育は誰しも1度は耳にしたことがあると思うし、小さい時に経験しているはずです。ふるさと教育とは地域の自然、歴史、産業、文化などを学習、経験して、自分のふるさとを誇りに思ってもらうことを目的としている教育です。例として、地元で取れた食材を使った給食(ふるさと給食)、田んぼの田植え体験、盆踊り、自然学校などがあります。
そこで、ふるさと教育を行う上で重要となるのが「ものしり博士」の存在です。ものしり博士とはさっき言った地域の自然、歴史、産業、文化などに詳しい方々のことです。正しい定義はわかりませんが…笑 僕達はこのものしり博士を活かしたふるさと教育の案の作成を目指して活動してきました。
ちなみに僕の班は、本多秋香さんにものしり博士をお願いして、小学生向けの紙漉き体験を行うというふるさと教育を考え、実際に行いました。
ここまでが僕が地域創造系でやってきたことです!そして、ここからが僕の考えるイベントです。
それは今流行り?のポケモンGOとものしり博士を結びつけたイベントです。
ポケモンGOの仕組みは単純で、町を歩き回って画面上に出てくるポケモン達を捕まえるというものです。僕も一時期ハマっていて、レアポケモンを求めてひたすらモンスターボールを投げていました笑 このポケモンGOとものしり博士を活かしたイベントを考えました。
つまり、ポケモンをものしり博士に見立てて実際に捕まえる(会いに行く)ということです。
ポケモンGOのように画面上に実際のものしり博士を映すことは出来ませんが、地図を参加者に渡してそこに記されたものしり博士に会いに行くくらいのことは出来ると思います!
香美町にはたくさんのものしり博士がいます。だから、様々な分野に詳しいものしり博士に会うことができます。また、会いに行くだけでなく、そのものしり博士から少しお話を聞いたりして、自分のふるさとについての知識を蓄えたり、交流を深めてもらうことも目的です。このようなゲーム感覚ならば小さい子供も興味を持ってくれるだろうし、誰でも参加できるような内容なので多くの人が参加してくれるのでは思います。
内容はまだ薄いし、これが実現できるかはわかりませんが、これが僕の考えた○○なイベントです!
次からはまた新しいテーマのブログがスタートします。楽しみに待っていてください✨
○○のイベントを開きたい! 井端実優ver.
新年あけましておめでとうございます🌅
2020年もこねかみをよろしくお願いします!
香住・村岡・小代の境目 世代の境目を越えて 若者からまちをつなぐ。そして、その先に仲間の輪を広げていくために「香美町をもっと狭く!」をテーマに今年も頑張っていきたいと思います😊🤲
改めまして、こんばんは!
こねかみ2期生の井端実優です。
ブログのテーマは昨年に引き続き『〇〇のイベントを開きたい!』です!
さっそくですが、私は香美町ホームステイのような感じで、都市部の人が香美町内の各集落で1、2週間程度宿泊するというプランを提案します🥳
この案は、去年の夏に香美町で行われた教育講演会で実際に発表させてもらいました!
参加者に対して、各集落ごとにプログラムを考え、おもてなしをするというものです。
例えば
A集落…香美町の歴史探索&紙漉き体験
B集落…アウトドアスポーツ&天体観測
C集落…農業体験&地元の食材を使った料理体験 etc
といったように、集落の人たちで集まって、香美町ならではの体験をしてもらえる、あるいは集落の魅力を知ってもらえるような体験をプログラムに入れていきます!
この案を思いついたきっかけは、高校生の時の修学旅行で沖縄に行った時、民泊先を決める際に、それぞれの民泊先でプランが用意されていたことです!
→この決め方が自分的にはとてもワクワクしました😁
そこで、こういった形で、いつくかのプランの中から選べれば、参加者のニーズにもこたえられるし、プログラム後に、あの体験したかったなぁ〜という思いから、リピーターも増えるのではないかと思いました‼︎
⭐️これによって、集落の人たちが集まる機会が増える&地域をより知る機会になると思います!
さらに、香美町の魅力を都市部の人にも知ってもらうことで、移住の促進にも繋がるのではないでしょうか!
⭐️また、このプランに地元の子供も参加するのが理想です!子供がいることで、プラン自体が明るくなるし、都市部の人との交流を通して、子供たち自身の成長にも繋がるのでは…という期待があります!
現実的に考えると、宿の問題や、金銭面、安全面での配慮が必要になってくるので、難しいことだとは思いますが、実現できればとても楽しいイベントだと思うし、様々な相乗効果が期待できると個人的には思っています!
私の理想ではこういった内容のイベントを開いて、香美町民も楽しみつつ、イベント参加者に香美町の魅力をPRしていきたいです😊
イベント開催の内容を考えると、想像が膨らみます…⭐︎
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回は水田嶺央さんです!お楽しみに⭐︎
○○のイベントを開きたい!
こんばんは🌙こねかみ二期生の小林笑果です。
今回は『○○のイベントを開きたい!』というテーマでブログを書いていきます!
さっそくですが、私は前回ブログで紹介したように『香美町でしか体験できない、香美町ならではの“オンリーワンなツアー”』をやってみたい!と思い、これを高校生の時に企画してみました。
今回はこのツアーを考えることになった経緯や、今考えていることについて書いていきたいと思います!
今回は少し長めになっているので、時間がある時にゆっくり見てもらえたら嬉しいです🌸
このツアーを考えたきっかけとなったのは、村岡高校地域創造系で行っていた『八幡山公園再生プロジェクト』です。
ということで、まずは地域創造系57期生が行っていたこのプロジェクトについて紹介させていただきます!🌱
私が所属していた村岡高校地域創造系は、1年生で 地域の自然や歴史を知り、2年生で 地域の課題の設定・活動をし、3年生で課題に対する活動・提言 を行っています。
2年生から取り組むことは毎年変わっていて、私たちは『国際的・芸術的・文化的』なアプローチで学びを進めてきました。
そこで学びの拠点となったのが、村岡区福岡にある『八幡山公園』です。
この公園では、1992年に“国際彫刻シンポジウム”が行われ、世界6カ国、12名の彫刻家が地元(福岡)の笠波石を使って彫刻作品を作りました。
その際、彫刻家と地域住民が交流する機会が多くあり、地域住民と共に作品を作ったり、彫刻家が地元のお祭りにも参加したりしたそうです。
普通、彫刻作品と聞くと“触れてはいけない”というイメージを持つことがあると思いますが、八幡山公園の作品は触れることもできるし、上に乗ったり座ったりすることもできます。
このような素晴らしい彫刻作品がある八幡山公園なのですが、ほとんどの人がこの公園や彫刻の存在、彫刻に込められた想いなどを知らない状態で、地元の観光マップにも載っていませんでした。
実際、私自身も存在は知っていたけれど彫刻作品については『この石なんだろう。』くらいにしか思っていなかったです。
そこで、私たちは彫刻作家の方に直接手紙を送り、彫刻作品にどのような意味が込められているのかを尋ねてみることにしました。
私たちはより気持ちが伝わるように 手書きの手紙を送らせていただいたのですが、彫刻家の方々も手書きで返してくださった方が多く、直接私たちのために書いてくださったのだと思うと、とても嬉しかったです。
この手紙のやり取りから、彫刻作品の意味や国際彫刻シンポジウムが行われた意味を知ることができました。
国際彫刻シンポジウムは、
・地域の身近に芸術や文化を体験できる場所、風景を作る。
・地域のコミュニティの再創出。
・埋もれていた4〜6世紀の八幡山古墳群の再生。
を目的に開催されたことがわかりました。
そして何より、八幡山公園の彫刻作品には作家の個性・芸術的感性・願い が込められていることに気づいた私たちは『八幡山公園のプロフェッショナルになろう』と決めました。
それから、ポスター作り、八幡山芸術祭でのガイド実践、ガイドマップの作成を行いました。
ガイド実践では地域の方々に対して行ったのですが、初めて知る彫刻の意味に興味を持ってくださる方や、当時の交流を思い出して楽しそうにお話ししてくださる方もいました。
このように、私たちのガイドで地域の方々に情報を共有することができたのですが、私たちが高校卒業後も同じようにガイドをすることは難しく、ガイドを継ぐ人がいなくなってしまうという状況になりました。
そこで、地域の方々がガイドできるようになれば、地域の人も八幡山公園に詳しくなり、地域の人から地域外の人へと発信することが出来るようになると考え、
地域の方々がガイドできるよう『八幡山国際彫刻公園ガイドマニュアル』を作成しました。
ここまでが、村岡高校生地域創造系57期生が行ってきた活動になります!
そしてここからが私がやりたいことになります。
高校3年の10月、毎年開催される『村高フォーラム』で、八幡山公園の舞台の部分にあたる彫刻作品を作られた韓国の彫刻作家 チョン・ウック・チャン さんと 当時国際彫刻シンポジウムに関わられた作家の方々が村岡に来てくださりました。
私は皆さんと一緒に八幡山公園に行かせていただいたのですが、その時、皆さんがとても懐かしそうに風景をみている姿や、大切そうに彫刻作品に触れている姿がとても印象に残り、とっっても“えもい”気持ちになりました。笑
また、その後高校で討論会をさせていただいた際、皆さんが『国際彫刻シンポジウムの際に地域住民と交流したことがとても印象に残っている』と楽しそうにお話しされていたことに嬉しい気持ちを持ったのと同時に、彫刻家のみなさんと地域住民との間に温度差が生じていることがとても悲しかったです。
そこで私は、もう一度地域住民が八幡山公園を大切に想ってくれるようなイベントをなにかつくりたいと思い、考えてみることにしました。
ガイドの時の地域の方の話や討論会での彫刻家の方の話を聞いていると、どちらも“交流”が印象に残っているとのことでした。
だから、もう一度八幡山公園で何か地域の人と地域外の人が交流できる機会を設けたいと考え、思いついたのが『香美町 オンリーワンツアー』です。
このツアーは、2021年のワールドマスターズゲームズで来られる外国人をターゲットに、香美町の芸術・文化を体験するツアーとして行いたいと考えていて、その中の一つに八幡山公園を組み入れたい、と考えました。
そうすることによって、八幡山公園だけでなく、香美町全体の魅力を楽しんでもらえると思います。
また、オンリーワンにするための要素として、場所ごとにガイドする人を変えたいと考えました。こうすることによって、その人にしかできないオンリーワンなガイドになることに加え、各場所のガイドを通して『この人にまた会いたい!』と思ってもらうことができれば、その気持ちがリピーターへとつながると考えます。
八幡山公園では、私たちが作ったガイドマニュアルを持って地域の方にガイドをしてもらいたいです。
ながーくなりましたが、このような流れで、高校時代に『香美町 オンリーワンツアー』を企画しました。
ただ、これらを行うことによって八幡山公園に対する彫刻家の想いが地域住民に伝わるわけではないと思うし、彫刻家の想いを伝えるというのはとても難しいことだと感じます。
そのため、まず第一歩として八幡山公園で交流できる機会を設け、その“交流の思い出の舞台が八幡山公園”であるというような状況になったら嬉しいなぁ、と思っています。
そして彫刻家の方々が想いを込めて作った八幡山公園が、地域住民や地域外の方など、少しでも多くの人に愛される場所になって欲しいと強く願っています。
高校時代はツアーの一部として考えましたが、ツアーという形でなくても、他にもいろんな方法があると思います。
また、『芸術』と言ってしまうと難しくて、身近に感じづらいと思うけど『芸術×○○』として考えてみると、もっとみんなが身近に感じやすくて楽しめるイベントを考えることができる気がします。例えば『芸術×ゲーム』にして、八幡山公園で何かイベントを行ってみても楽しそうだなぁと思います!
今はまだ実現できるかわからないけど、いつか絶対に実現させたいと考えているし、これからも八幡山公園と関わっていきたいと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!🙏🏻✨
次回は井端実優さんの投稿です!お楽しみに!
また、今回が2019年最後の投稿になります!
2019年、こねかみブログを読んでくださったみなさん、拡散をしてくださったみなさん、ありがとうございました!
来年もよろしくお願いします!☺️
みなさん良いお年をお迎えください!💫
( 文 : 小林笑果 )
○○のイベントを開きたい! 今西大空ver.
こんばんは!
こねかみ2期生の今西大空です。
前回のブログが一周したので、今日から新しいテーマ「○○のイベントを開きたい!」になります!よろしくお願いします。
前回のトップバッターだった舜さんは「ここまでくるとトップバッターの座を守れるようにがんばってみようと思います。」と宣言されていましたので、私は「あと2.3回は舜さんがトップバッターで、まあ、当分自分がトップバッターになることはないだろう」とすっかり気を抜いていました。笑 トップバッターに任命されてからは「油断大敵」と頻繁に意識するようになりました笑
今回も舜さんを期待しておられた方には申し訳ないですが、今回は、私、今西大空がトップバッターを務めます。よろしくお願いします笑
少し話が逸れましたが、それでは今回のテーマに沿って始めていきます。
まず、このブログ「こねかみ日記」の読者の平均年齢を皆さんはご存知でしょうか。私も正確なことはよく分かりません笑
しかし、こねかみのTwitterやFacebook、インスタの「いいね」を押してくれる方や私の周りの方の反応から考えると、割合的にこのブログは20代〜50代に読まれています。
※あくまでもこれは今西個人の見解です。
そんな人生で1番脂の乗った時期の読者の皆さんに向けて私が取り上げるのは『「22世紀」を考えるイベント』です。
約80年後には22世紀になっています。私も20世紀最後の年に生まれたのミレニアムベビーです。私を含め、今このブログを閲覧している何人の人が22世紀の社会を見れているでしょうか。できることなら私も見てみたいですが、3桁の年齢まで生きているのは容易ではないでしょう笑
このように私たちが見ることがない社会を考えることは、私たちのためではなく、完全に「次世代の子ども」のためだけのものです。今生まれた赤ちゃんは今の日本の平均寿命を生きたら22世紀を生きます。
私たちにとって、22世紀は見られるかどうか分からないことですが、今の子どもやこれから生まれてくる子にとっては生きる時代なのです。
そんな未来のことを21世紀を生きる私たちが、私利私欲なく、次の時代のためだけに考えるイベントができたら、どれだけ価値あるものになるだろうかと思っています。
大学生になってから、いろんな講演会やイベント等に参加しても、「次の時代の子どもたち」に向けての話はなかなか出てきません。
今の私は、大学卒業後に、どこで、どう働いて生きていくかを考えがちになっていますが、もしかしたらそんなことよりももっと考えるべきことなのかもしれないと感じています。
まだ二十歳にもなっておらず、勉強不足で、子どもと言われてもおかしくないような私が提案するのも自分としては考えようではありますが、もし私が何かのイベントを開催するとしたら、この『「22世記」を考えるイベント』を提案したいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回は小林笑果さんです。
お楽しみに!
( 文 : 今西大空 )